田中経営企画室 調査報告書

経営企画室 調査企画担当の田中が、新規事業や既存事業に役立つような情報を探し、集計し、スライド化したものを公開していきます。

価格とカロリー

田中です。

 

吉野家の牛丼は、並盛が一番オトク」と知り合いが言っていました。

サイズが大きくなるほどお得感があるように思っていたので、

興味を持ち、調べてみることにしました。

 

お得とは何か、悩ましいところですが、

今回は比較しやすい1円あたりカロリー(kcal)が高いほどお得としました。

 

まずは吉野家の牛丼です。

 

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1円あたりのカロリーを見てみると、

並盛が1.80kcal/円で頭一つ抜けています。

確かにお得感がありますね。

 

それより大きい大盛の類は、同じくらいになっていますね。

 

小盛は全体から見ると、やや少ないといったところでしょうか。

この差には、原材料以外のコストも関係していると思われますね。

 

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横軸を価格、縦軸をカロリーにしてプロットしました。

並盛が全体的な関係性からは上に抜けていることがわかりますね。

大きくなればなるほどお得かと思いましたが、

超特盛を食べるよりも、並盛を2杯食べる方がお得かもしれません。

 

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豚丼でも調べてみました。

やはり並盛がお得なのは変わらないようです。

同じ並盛でも豚丼は1.71kcal/円で、牛丼は1.80kcal/円なので、

牛丼のほうがお得ですね。

 

他社はどうなのかマクドナルドのポテトでも同じように調べてみました。

 

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ポテトは3サイズしかありませんね。あまり差はないように見えます。

それでもLサイズが1.57kcal/円でわずかにお得になっています。

マクドナルドの場合は、Mサイズが最も少なくなっていますね。

 

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牛丼と同じようにプロットしてみました。

やはりMサイズが価格とカロリーの関係性からはわずかですが下に位置しています。

 

わずかの差とはいえ、並盛が最もお得な吉野家の牛丼と、

Mサイズがお得ではないマクドナルドのポテト。

価格設定の裏側が少し見えたような気がしますね。

 

両社ともクーポンで割引もしているので、

実際のところはさらに複雑になっていると思います。

 

では、また。

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