東海3県のレジャー収入高
田中です。
このような記事がありました。
東海3県のレジャー施設経営39社の実態調査
合計収入高719億円、前期比54%減
~ 当期損益合計は282億円の赤字、コロナ禍の影響大 ~
コロナ禍でレジャーは大打撃を受けています。
東海3県で見てみると、どのような傾向が見られるのでしょうか?
まずは上位10社の前期と最新機の収入高の比較です。
ほぼすべてが前期よりも収入を減らしていることがわかりますね。
特に空港であるセントレアは大打撃を受けています。
これらの中では唯一、めんたいパークとこなめだけが、
前期をわずかに上回っています。
横軸に前期収入高、縦軸に前期比増減率でプロットしてみました。
前期収入高が大きかった施設ほど、減少率が大きくなっている、
大打撃を受けていることがわかりますね。
空港需要が蒸発したセントレアは-80%に近い減少です。
セントレアを除くと、減少率で上位に入るのが
鈴鹿サーキット、ナガシマリゾート、ラグーナテンボス、日本モンキーパークです。
これらはいわゆるテーマパークに該当するかと思います。
こういった施設が空港に次いでコロナ禍の影響が大きかったと言えそうです。
鶴舞公園は、屋外の施設であったこともあるのか、
あまり影響は受けていませんね。
逆に前年から微増のめんたいパークとこなめですが、
このような要因があげられていました。
「めんたいパーク伊豆」を新設した効果で増収・増益となった
レジャー施設も、施設の種類によってコロナ禍の影響度合いが異なるようですね。
では、また。