田中経営企画室 調査報告書

経営企画室 調査企画担当の田中が、新規事業や既存事業に役立つような情報を探し、集計し、スライド化したものを公開していきます。

インデックスファンドのコスト

田中です。

 

インデックスファンドを使った分散投資はだいぶ有名になってきました。

インデックス投資は、アクティブ投資に比べると低コストだと言われていますが、

実績としてはどれくらいなのか、調べてみました。

コストの分だけインデックスファンドがインデックスを下回る、

と考えました。

 

ひとつめは、少し古めのインデックスファンド、

SMT グローバル株式インデックス・オープンです。

 

www.smtam.jp

ファンドのサイトによると、MSCIコクサイ・インデックスの騰落率9%に対して、

ファンドは8.3%になっています。(2014年12月~2019年11月の5年間)

ざっくりとですが、コストは0.7%になります。

 

もうひとつは、低コストで有名なeMAXIS Slim 先進国株式インデックス。

 

emaxis.jp

 

同じくMSCIコクサイ・インデックスの過去5年間の騰落率7.5%に対して、

ファンドは7.1%になっています。(2015年5月末~2020年4月末の5年間)

こちらのコストは、0.4%になります。

 

期間が異なるので、一概に比較はできないものの、

SMTよりeMAXIS slimのほうが0.3%もコストが低くなっています。

 

同じインデックスに投資するなら、低コストなファンドに投資したいですね。

 

では、また。

 

 

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