田中経営企画室 調査報告書

経営企画室 調査企画担当の田中が、新規事業や既存事業に役立つような情報を探し、集計し、スライド化したものを公開していきます。

インフレとREIT

最近、海外だけでなく日本でもインフレの声を聞くようになりました。

インフレ(インフレーション)とは、物価が上昇していく状態です。

 

一般的にインフレ時に上昇していくものには、不動産も含まれます。

不動産投資信託であるREITに対しては、

インフレはどのように影響するのでしょうか?

 

調べて、スライドにまとめてみました。

 

一般的に物価上昇や景気の好調は、REITの収益拡大にプラス要因となる。 一方、金利の上昇はREIT価格の下落要因になる。

 

一般的に物価上昇局面では、

REITの裏付け資産である不動産価格や賃料などが上昇しやすくなります。

REITの収益拡大が期待されますし、

賃料上昇は、不動産価値を高めることにもつながります。

インフレは、REITにはプラス要因になりそうですね。

 

また好景気も、REITの収益拡大にプラス要因となります。

一方、金利の上昇は、REIT価格の下落要因となります。

 

それでは、プラス要因とマイナス要因が同時に起きる場合はどうなるのでしょうか?

 

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利上げが景気回復に伴なうものである場合、

景気の好調はREITの収益成長にとって中長期的にプラス要因であることから、

必ずしも、利上げがREIT価格にマイナスに働くとは限らないと言えそうです。

 

こちらのレポートによると、景気回復に伴う利上げであれば

必ずしも利上げがREIT価格にマイナスに働くとは限らないそうです。

プラスとマイナスが相殺されるイメージでしょうか。

相殺される度合いが気になりますね。

 

では、また。

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