田中経営企画室 調査報告書

経営企画室 調査企画担当の田中が、新規事業や既存事業に役立つような情報を探し、集計し、スライド化したものを公開していきます。

2022年に還暦を迎える人の貯蓄金額

金融資産をたくさんもっているのはシニア層だ、

と言われますが、実際にはどの程度なのでしょうか?

 

プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命が

2022年に還暦を迎える人2000人にアンケート調査を行いました。

 

prtimes.jp

 

その中に貯蓄金額が掲載されていたので、スライドにまとめました。

 

還暦時点の貯蓄金額は、500万円未満が最も多く38%を占める。 1億円以上の人も10%近くおり、平均は3,122万円になる。

 

家などの不動産は含まれておらず、あくまで貯蓄だけに限られていますが、

金額が大きくばらついているのがわかりますね。

500万円未満が38%と最も多く、その中の過半数を100万円未満が占めています。

 

一方、1億円以上の人も10%近くおり、平均にすると3,122万円となります。

金額が大きな一部の人に平均が引き寄せられていることがわかりますね。

 

平均が3000万円というのと、500万円未満が4割近くを占めるというのでは、

ずいぶんと受ける印象が違いますね。

 

 

平均値の推移も情報がありました。

 

還暦時点の平均貯蓄金額は上昇傾向にあり、 2020年以降は3000万円を超えている。

 

平均は上昇傾向にありますね。

2020年以降は3000万円を超えています。

 

これだけを見ると、老後2000万円問題は解決していそうですが、

実際には500万円未満が38%、100万円未満に限れば28%なので、

この人たちにとっては重い課題になりそうです。

 

では、また。

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