高額療養費制度の限度額適用認定証
田中です。
高額療養費制度を活用すれば、
医療機関の窓口で支払った自己負担額の中で、
限度額以上の部分があとで払い戻されます。
ただし、払い戻しには少し時間がかかります。
多くの場合、医療費の自己負担額は全体の3割です。
残りの7割は協会けんぽなどの保険者が負担しています。
医療機関は、1ヵ月間にかかったこの7割の金額を
保険者に翌月請求します。
この請求を受けて保険者が審査をしてから
自己負担額以上の部分の払い戻しが決まります。
そのため、払い戻しは診療月から3ヵ月以上かかるそうです。
払い戻しが待てない場合は、「限度額適用認定証」の活用が便利です。
この「限度額適用認定証」を保険証と併せて医療機関等の窓口に提示すると、
1ヵ月 (1日から月末まで)の窓口でのお支払いが自己負担限度額までとなります。
医療費が高額になることが事前にわかっている場合には、
この「限度額適用認定証」を使うのがよさそうですね。
では、また。