国民健康保険 均等割と平等割
田中です。
協会けんぽは、報酬に保険料率をかけて保険料を求めました。
ここまでであれば国保のほうがお得なように思えます。
しかし、国保はこの額に均等割、平等割が加わります。
均等割は、一定の額を人数分かけた額です。
また、平等割は、一世帯あたり一定の額となっています。
※市町村によって異なります。
同じ世帯で国保に加入する人が増えれば増えるほど、
保険料が高くなってしまうのです。
協会けんぽにはそのような制度はなく、
例えば扶養している妻や子を加えても保険料は変わりません。
また、協会けんぽの保険料は、労使折半となっています。
つまり、半分は会社負担になっています。
そのため、給与明細に記載されている保険料は半分の額です。
この額と国保を比較したら、おそらく協会けんぽのほうが安いでしょうね。
ただ、会社負担分は本来人件費として支払われるべきものなので
本当に得しているのかはよくわかりませんが。
では、また。