田中経営企画室 調査報告書

経営企画室 調査企画担当の田中が、新規事業や既存事業に役立つような情報を探し、集計し、スライド化したものを公開していきます。

国民健康保険 均等割と平等割

田中です。

 

協会けんぽは、報酬に保険料率をかけて保険料を求めました。

一方、国民健康保険国保)は、所得に保険料率をかけます。

ここまでであれば国保のほうがお得なように思えます。

しかし、国保はこの額に均等割、平等割が加わります。

 

均等割は、一定の額を人数分かけた額です。

また、平等割は、一世帯あたり一定の額となっています。

※市町村によって異なります。

 

www.city.setagaya.lg.jp

 

同じ世帯で国保に加入する人が増えれば増えるほど、

保険料が高くなってしまうのです。

協会けんぽにはそのような制度はなく、

例えば扶養している妻や子を加えても保険料は変わりません。

 

また、協会けんぽの保険料は、労使折半となっています。

つまり、半分は会社負担になっています。

そのため、給与明細に記載されている保険料は半分の額です。

この額と国保を比較したら、おそらく協会けんぽのほうが安いでしょうね。

 

ただ、会社負担分は本来人件費として支払われるべきものなので

本当に得しているのかはよくわかりませんが。

 

では、また。

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