PDFで作成された資料のExcel化
欲しい数値情報をネットで探していると
資料がPDF形式で公開されている場合があります。
掲載されている表を違う切り口で再度集計したい場合には
このPDFをExcelにしたくなりますよね。
最も確実な方法は、PDFを見ながら自分でExcelに手入力する方法です。
確実ではありますが、データ数によっては時間が膨大にかかりますし、
入力したデータをチェックするのにも時間がかかりそうです。
データ数が少ない場合にしか使えない方法ですね。
次は、WordでPDFを開く方法です。
ExcelはPDFを開くことはできないのですが、
Wordであれば開くことができます。
もしWordでPDFを開き、表形式に変換されていれば
それをExcelに貼り付け、表として使うことができますね。
ただし、この方法を何度か試したのですが、
残念ながらうまくいったケースは少なかったですね。
次は、Adobe Acrobat がパソコンにインストールされていれば、
AcrobatでPDFを開き、それをExcel形式で保存する、という方法があります。
意外とうまく変換できるケースが多いのですが、
Acrobatが有料なのが悩ましいところです。
最後は、無料のPDFオンラインツールであるiLovePDFの活用です。
このツールは制限はありますが、無料でも利用することができます。
PDFファイルをこのiLovePDFにアップロードし、
変換されたExcelファイルをダウンロードする、といった使い方になります。
何回か試しましたが、かなり正確に変換されていました。
難点は、ファイルをアップロードすることになるので、
機密情報の変換はためらわれることです。
現実的には、社内の機密情報を含むPDFであれば、
PDFに変換する前のWordやExcel版が社内のどこかにあるでしょうから、
特にその点は問題にはならないかもしれません。
いろんな方法を試すことで最終手段である手入力を避け、
少しでも早く正確にExcel化したいものですね。