田中経営企画室 調査報告書

経営企画室 調査企画担当の田中が、新規事業や既存事業に役立つような情報を探し、集計し、スライド化したものを公開していきます。

global bridge HOLDINGS(4)

引き続き、global bridge HOLDINGSを見ていきます。

 

tanaka-corp-plan.hatenablog.com

 

売上を増やし、費用を削減する方向に進んでいきそうですが、

今後の保育園運営の課題はこれになります。

 

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待機児童数が年々減っていることです。

 

2017年をピークに年率32%で待機児童数は減少しています。

特に多くを占めていた東京都での減少が目立ちますね。

これまでと同じペースで進むと特に東京都では、

もうすぐ待機児童数ゼロが達成されそうです。

 

2021年12月期 第3四半期決算説明会資料

https://ssl4.eir-parts.net/doc/6557/ir_material_for_fiscal_ym4/108362/00.pdf

 

上記の決算説明会資料によると、今後の方向性は次のようになっています。

 

認可保育事業:安定的な収益基盤・データベース基盤の維持拡⼤

児童発達⽀援事業:AIAI PLUS拡⼤のための積極的な投資

テック事業:保育ICT市場におけるシェア拡⼤のための投資

エルダリーケア事業 :2030年代介護ピークに向けた基盤整備 

 

まずは保育事業で安定的な収益基盤を固め、

児童発達支援や保育ICTに拡大していく。

そして、保育から介護へサービスを広げていく。

そういった方向性のようです。

 

待機児童が減っていき、保育サービス市場が厳しくなっていく中で

global bridge HOLDINGSは、このような方向性で進もうとしている企業のようです。

 

では、また。

 

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