田中経営企画室 調査報告書

経営企画室 調査企画担当の田中が、新規事業や既存事業に役立つような情報を探し、集計し、スライド化したものを公開していきます。

建設会社の業界動向

以前、首都圏のマンション価格が伸びていることを取り上げました。

 

tanaka-corp-plan.hatenablog.com

 

これに関連し、建設業界はどのような状況なのか、

概況を調べてみました。

参考資料には帝国データバンクの記事を使いました。

 

www.tdb.co.jp

 

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まずは全体像ですが、2020年度の受注高は約12.7兆円です。

これは主要な上場建設会社57社のうち、

個別受注高が判明した49社の2020年度の受注高になります。

 

12兆円超と大きな業界ではありますが、

昨年度に続いて減少していることがわかりますね。

 

個別の会社で見ていくと、どのようになるのでしょうか。

2019年度増減率上位10社、下位10社と

2020年度増減率上位10社、下位10社を分類しました。

 

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業界としては受注高が減少していますが、

それでも受注高を伸ばしている会社は存在しています。

 

しかし、2019年度、2020年度と連続して

増減率上位10社に入った会社はありませんでした。

連続して上位に入ることは難しいのかもしれませんね。

 

では、また。

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