田中経営企画室 調査報告書

経営企画室 調査企画担当の田中が、新規事業や既存事業に役立つような情報を探し、集計し、スライド化したものを公開していきます。

ひとり経営企画室の調査の基本<調査の目的を知る>

上司に「○○について調べておいて」と軽く言われたことはないでしょうか。

そういった場合に、どの程度詳しく調べるのか、

どれくらい時間をかけられるのか、

わからずに困ってしまいますよね。

 

調査を頼まれた時、目的や背景、調査期間、費用について

明らかにすることが最初の作業になります。

上司も成果物をイメージできていない場合があるので、

ここでイメージを合わせておかないと、

後でやり直しになったり、やりすぎたりすることがおきます。

 

ざっと調べて、あまり確認もせずに提出した資料が、

実は役員会で使われる資料であった。

逆に、詳しくレポートまで作ったけれども、

実は上司が軽い興味で聞いただけだった、

といった場合はどちらも困りますよね。

 

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調査に入る前に、まずは調査の目的を明確にします。

忙しい上司からでも最低限でも目的を聞き出せば、

他の項目は大体予想がつくのではないでしょうか。

 

例えば「来月の役員会で報告するから」と言われれば、

報告相手や形式、調査期間は想像がつきそうです。

 

次回の役員会は来月なので、

締め切りまでにひと月ほど作業時間を確保できるとします。

最初の数日でざっと調べてたたき台を作ること、

そして、上司と相談する時間を事前に確保しておくこと、

を依頼された場で約束しておくとよいですね。

相談の場で、調査の範囲や深さを決められます。

 

残りの2週間で調査を仕上げ、

最後の1週間でプレゼンスライドにまとめ上げる、

といったスケジュール感になりそうです。

 

では、また。

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