田中経営企画室 調査報告書

経営企画室 調査企画担当の田中が、新規事業や既存事業に役立つような情報を探し、集計し、スライド化したものを公開していきます。

ひとり経営企画室の調査の基本<社外の情報源>

調査の目的をおさえたら、実際に調査を始めます。

 

慣れてくれば、個々のタスクや全体スケジュールを

最初の時点で作ることもできます。

しかし、慣れていない場合や知らない分野であれば、

まずは少し調べて、感覚をつかむほうがよいと思います。

 

情報源には社内の情報と社外の情報、

そして、新しく創る情報の3種類があります。

 

社内の情報源は、会社によっても異なります。

一般的には、社内システムや各種帳票からの情報取得や

調査対象に詳しい人物へのインタビューは可能でしょう。

 

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社外の既存の情報源には、書店や図書館、調査会社、ネットがあります。

そして、新しく情報を創る手段としては、インタビューやアンケートなどです。

ここでは書店や図書館、調査会社の活用についてお伝えします。

 

昔は調査といえば紙面の調査レポートや書籍、論文を探すことでした。

今では大半がネットに置き換わりましたが。

それでも書店や図書館で書籍を探すことにはメリットもあります。

特に全く知らない分野であれば、初心者向けの本を選んでまず読み、

基礎知識をつけることがオススメです。

基礎知識がなければ詳しい人にインタビューしても的外れな質問をしたり、

たくさんの用語がわからず回答が理解できなかったりしてしまいます。

 

Amazonで面白そうな書籍を検索し、実物を書店や図書館で探す方法もありますね。

Amazonで検索すれば、同じ著者の本も簡単に探し出せますし、

関連する本をリコメンドしてくることもあります。

Amazonと書店や図書館をうまく使い分けることで効率もあがりますね。

 

 

調査会社の利用は、もし予算に余裕があり、

急ぎの調査であれば考えてもよいでしょう。

内容やお任せ度合によって費用は変わりますが、

調査を代行し、レポートを作成してくれます。

 

例えばグループインタビューを依頼すると、

インタビュー相手の選考から、場所やインタビュアーの確保、

最終レポートまで全てお任せすることが可能です。

 

既存の調査レポートであれば、それよりは安く

数万~数十万円程度で購入することもできます。

 

有名コンサルティング会社にコンサルティングを依頼すると

その前段階として調査もやってくれる場合があります。

通常の3倍くらいの速さで情報を集め、資料としてまとめてくれますね。

ただし、費用も驚くような値段です。

 

ひとり経営企画室では、調査会社の利用は難しいと思います。

ネットの活用や自分で情報を創造することがメインになるでしょう。

 

では、また。

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