田中経営企画室 調査報告書

経営企画室 調査企画担当の田中が、新規事業や既存事業に役立つような情報を探し、集計し、スライド化したものを公開していきます。

ひとり経営企画室の調査の基本<インタビューの流れ>

インタビューの具体的な流れを説明します。

インタビューは、設計、依頼、実施、お礼と関係性維持の

4つの段階に分かれます。

 

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インタビューそのものも大事ですが、

インタビュー前の設計(準備)も同じくらい大事です。

設計では、調査目的に合った質問を洗い出します。

次にそれを答えやすいもの、あるいは、全体像から詳細へと並べていきます。

 

必ず聞きたい質問と、余裕があれば聞く質問といったように

質問に優先順位もつけておくとよいと思いますね。

インタビュー時間は、だいたい1時間くらいなので、

それに合った質問の量を準備します。

 

次にインタビューを依頼します。

調査目的に最適な人を考え、依頼することが大事です。

なかなか難しいとは思いますが、立場の違う様々な人に

インタビューできるとよいと思います。

 

次がインタビューの実施です。

私が大事にしているのが、抽象的な回答の場合は具体例を聞くことです。

深掘りができることがインタビューの長所なので、

なるべくそれを活かしたほうがよいと思います。

 

私はインタビューを1時間で設定していますが、

時間をオーバーすることが多かったですね。

インタビュー相手にとっても大事なテーマをお聞きするので、

やはり熱が入ります。また、豊富な知識や経験が背景にあるので、

語っていただくことが尽きない、という感じでした。

 

最後は、お礼を伝えて、関係性を維持することです。

可能であれば、次のインタビュー相手を紹介してもらったり、

調査が進んでから別の質問をメールや電話で

お聞きしたりすることもありました。

 

私がインタビューした方々には、本当に快く対応していただけたので、

心から感謝しております。

 

では、また。

 

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