ひとり経営企画室の調査の基本<インタビューの流れ>
インタビューの具体的な流れを説明します。
インタビューは、設計、依頼、実施、お礼と関係性維持の
4つの段階に分かれます。
インタビューそのものも大事ですが、
インタビュー前の設計(準備)も同じくらい大事です。
設計では、調査目的に合った質問を洗い出します。
次にそれを答えやすいもの、あるいは、全体像から詳細へと並べていきます。
必ず聞きたい質問と、余裕があれば聞く質問といったように
質問に優先順位もつけておくとよいと思いますね。
インタビュー時間は、だいたい1時間くらいなので、
それに合った質問の量を準備します。
次にインタビューを依頼します。
調査目的に最適な人を考え、依頼することが大事です。
なかなか難しいとは思いますが、立場の違う様々な人に
インタビューできるとよいと思います。
次がインタビューの実施です。
私が大事にしているのが、抽象的な回答の場合は具体例を聞くことです。
深掘りができることがインタビューの長所なので、
なるべくそれを活かしたほうがよいと思います。
私はインタビューを1時間で設定していますが、
時間をオーバーすることが多かったですね。
インタビュー相手にとっても大事なテーマをお聞きするので、
やはり熱が入ります。また、豊富な知識や経験が背景にあるので、
語っていただくことが尽きない、という感じでした。
最後は、お礼を伝えて、関係性を維持することです。
可能であれば、次のインタビュー相手を紹介してもらったり、
調査が進んでから別の質問をメールや電話で
お聞きしたりすることもありました。
私がインタビューした方々には、本当に快く対応していただけたので、
心から感謝しております。
では、また。