医療機関の倒産動向(1)
以前、医療機関の倒産動向について調査しました。
tanaka-corp-plan.hatenablog.com
2021年版がリリースされていたので、
それにもとづいてグラフを更新します。
まずは倒産件数です。
2000年から2009年に向かって倒産件数は増加し、
その後、2017年までは減少傾向が見られました。
2018年と2019年は再び増加する様子がうかがえたのですが、
コロナ禍にあった2020年と2021年は、2017年の水準に戻っていますね。
コロナで受診控えというニュースもありましたが、
倒産までには影響していないようです。
負債総額は減少傾向が続いています。
2020年と2021年は、2016年から2019年と比較しても少ないことがわかりますね。
件数も負債総額も、ここ2年は少なくなっていました。
1件あたりの負債額も減少しました。
2019年は5億円程度でしたが、
さらに減って2021年は3億円を下回っています。
次回は、業態別にみていきます。