田中経営企画室 調査報告書

経営企画室 調査企画担当の田中が、新規事業や既存事業に役立つような情報を探し、集計し、スライド化したものを公開していきます。

ひとり経営企画室の調査の基本<フレームワーク>

前回のブログで、分ける方法の例をいくつか挙げました。

 

tanaka-corp-plan.hatenablog.com

 

ビジネス向けの分け方・まとめ方でよく使われるのが、フレームワークです。

 

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フレームワークを使うことで、全体から詳細に分けて考えることができます。

また反対に、詳細の情報をまとめてみると全体では何が言えるのか?を

考えることもできます。使い慣れると非常に便利なツールですね。

 

ビジネスで有名なものは、やはり3Cでしょう。

 

  • Customer
  • Competitor
  • Company

 

顧客、競合、自社の視点でビジネス環境を見ましょう、というものです。

目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

 

たまにフレームワークをチェックリストのように使っている人がいます。

ビジネスプランの説明のときに「顧客OK」「競合OK」「自社OK」と

言っていた人を目にしたことがあります。

 

フレームワークはそのようなチェックリストではなく、

情報を整理する視点だと私は考えます。

 

視点なので、変化することもあります。

例えば、規制が厳しい産業であれば、Regulationをいれて

3C+Rというフレームワークにすることもあるでしょう。

 

また、販売チャネルが重要な業界であれば、Channelを入れて

4C(Customer、Competitor、Channel、Company)としてもよいでしょう。

 

このように自社のビジネスの重要性によって

フレームワークも使い分けることが大事だと思います。

 

最後にフレームワーク活用の一例をご紹介しておきます。

 

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では、また。

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